創己ゼミの考え方・方針 · 2019/02/05

公立入試の志望校変更をするかしないか悩むところ。決め方のポイントです。

県立高校の出願が終わり、２／４から６で志願変更があり、都立高校は２／６．７が願書出願です。倍率は前年度より上がったり下がったり様々ですが、自分の志望校の倍率が高い場合悩みどころです。各生徒と打ち合わせをし心境を確認していきます。

下がった場合は、「高くなくて良かったね、でも気を緩めず上位目指して合格しような」と背中を押す感じの打ち合わせになります。

上がった場合、確認したいことは、迷っているかどうかと自分の現状の学力と志望校の合格ライン把握ができているかどうかです。

第１志望で気に入っていて絶対行きたいという気持ちが強い子は、「何点とれば合格できるの」と聞いてきます。予想を言うと「あと何と何を上げればいいんだね」と言い切ってくれます。

費用面も含め親御さんとの相談もしますが、この場合は受験した方が本人の今後の人生において後悔しない選択かと思います。残りの日数は今までで一番勉強するようになるので合格の可能性が断然上がります。

当然ですが、迷って不安がっている子には、「何点以上は必要だけどどうする」と聞いて、本人の気持ちを聞きます。最近の過去問の点数などを参考に各教科のシミュレーションをしてあげ、自分の今の実力と比べて冷静に可能性を見られてるのかを確認するのと同時に、気持ちが向かってるのかそうでないのかを確認します。

志望校を下げたとしても、気持ちが楽になって実力を出せ上位で合格できて自信になるという事と、入学後に成績の順位が上位になる可能性が高くなるので自信を持ちながら高校生活を過ごせて指定校をとれる利点もあります。

性格、気質によるので向かっていく子もいれば、そうでない子もいて、どちらもその子自身なので正しい正しくないはないと思います。

生まれて初めて、自分に突きつけられた選択でとっても大事な経験なので、じっくり考えれば良いと思うし、ちゃんと向き合ってほしいと思います。

親御さんもいてもたってもいられない心境で不安でいっぱいだと思います。子供を信じて見守ってあげる事しかできないし…。なので信じて見守ってあげましょう。

ほんとは、受験生はみんな頑張ってるんだから、こんな倍率で悩ませないで、みんな合格させてあげれば良いのになって毎年思いますが、人生の一つの試練だととらえて、成長することを期待し、こうやって人って強くなっていくんだと思いながら最後まで走りきってほしいと思ってます。

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創己ゼミ　山口博久

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